バラは切り花としては長持するほうと思いますが、花束を購入してもすぐにしおれてしまったり、開ききらないうちに終わってしまった…ということも少なくありません。
見るからにデリケートそうなバラですから、長持ちさせるのは難しいと考えているかも知れませんが、ポイントさえ押さえておけば長く楽しむことができるものです。
植物は根から水を吸い、葉の気孔から水分を蒸散させて生きています。枯れるというのは、吸水よりも水分の蒸散の方が多い状態で、植物の体内の水分が不足する状態といいかえることができます。
水分不足の原因
・温度や湿度が高いので、葉からの蒸散が過剰になる。
・吸水力が低下し、根から水を吸い上げなくなっている。
温度や湿度は置き場所の環境ですから、すぐに解決することができます。バラを飾る場所は、直射日光の当たる場所をさけ、風通しの良い所に置くようにします。
吸水力低下は、水を吸い上げる管「導管」が、でつまっていることによるものが大半です。導管のコンディションを保つには、花瓶に生ける時が重要です。一言で言えば「水切り」をすれば良いということです。
水切りの仕方
①バケツにたっぷり水をはり、茎の先を水中に。
②水中に茎の先をつけたまま、1cm程度ハサミで斜めカット。
③カット後、2秒程度水中に入れてから引き上げる。
水切りにより、茎の吸水力がアップします。また、花瓶の水替えをするとき、状態をみては再度の水切りをすると、寿命を延ばすことができます。
それから、花瓶の中に入れる時は、下の方の葉は切りおとしておきましょう。水の中の葉が腐ると、水を汚してバラが弱る原因になるからです。